2017年12月10日日曜日

超ざっくり!?ロウソク足の見方,その4

豆チキトレ第31回は「超ざっくり。ロウソク足の見方その4」です。

 3回にわたりローソク足のザックリとした見方を紹介しましたが、もう、ほんと~に究極な単純な見方を最後に紹介します。
 今まで紹介した見方も覚えるのが面倒な方に最適? ローソク足の値幅のみで相場の強弱を判断してしまおうという強引!?なものです。
 以下の図の通り、ローソク足の陽線は買い意欲、陰線は売り圧力と見て、その値幅(変動幅)で強弱を判断する、究極のシンプルイズベスト!!



















 この強弱判断方法にプラス、次に紹介するトレンドを判断する方法でローソク足の見方は7割方?見立ては合ってるんじゃないでしょうか・・・・ほんとかよ。

 最後に、高値と安値を単純に押さえてトレンドを判断する方法、「ワイルダーの定義」を紹介します。














 
 上図を簡単に説明します。

定義①~上昇トレンドで前日終値を当日終値を下回らなければ上昇トレンドが続く
定義②~上昇トレンドで前日安値を当日終値を下回らなければ上昇トレンドが続く
定義③~下降トレンドで前日高値を当日終値が上回らければ下降トレンドが続く
定義④~下降トレンドで前々日終値を当日終値が上回らければ下降トレンドが続く

 以上、4回にわたり、超~ざっくりとロウソク足の見方を紹介しました。
”儲かる秘密のローソク足の見方”
を期待された方は、あまりにも大雑把で、単純、皆に知れ渡っていることじゃないかとガッカリされたと思います。
 しかし、私たちはローソク足の大家、評論家になるわけでないのです。多くの方は忙しい本業の合間にトレードをし、日々チャートをじっくり研究する時間も取れないと思います。
 ならば、思い切ってこのようなシンプルな考え方を採用してみてはいかがでしょう。  あまり多くのことを使えば正しい判断ができるかというと、私は売り買いの判断が迷宮入りしてしまいます。 なので諦めの境地?でシンプルに考えることにしています。
 ブログをお読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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ひでぽん吉の徒然トレード

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超ざっくり!?ロウソク足の見方 その3

 豆チキトレ第30回は「超ざっくり。ロウソク足の見方その3」です。
 今回は天井圏と底値圏に関するローソク足の組み合わせを紹介します。 「毛抜き天井」と呼ばれている組み合わせはこれが天井圏に出ると反落の可能性が高く、「毛抜き底」と呼ばれる組み合わせはこれが底値圏で出ると反発の可能性が高くなります。




















 天井底ともにローソク足の形に関係なく、天井では高値、底では安値が同じ値のことです。
 ここで、ローソク足ではないのですが、大引足というものでも「毛抜き天井」「毛抜き底」と呼ばれるものがあります。 考え方はローソク足と同じなので、知っておいて損はないと思い参考まで紹介したいと思います。

 この大引足(おおびけあし)ってなんぞや?初心者の方はご存じないかもしれないので、以前に参考図書で紹介した 「実践相場用語辞典~林知之著、林投資研究所刊」から引用させてもらいます。
 

―大引足~終値だけを点で表し、点と点を線で結んでいくシンプルなチャート。とめ足、ほし足、折れ線グラフともいう。大引値だけを採用するので、月足など基本単位とする期間の長い場合は不向きだが、日足においては、シンプルで自分の感覚を素直に売買に直結していくことがやりやすいため、プロに好まれている。一般に「なにか特別の売買サインはないだろうか」と断片的なシグナルを探すことが試みられ、複雑なチャートが好まれる傾向があるが、そんなものがあたっら市場そのものが成立しないのである。上手な人ほどシンプルで、バカみたいに単純な基準で売買をしているのである。―引用終わり

 と書かれています。大引足の説明だけでなく、いかにシンプルイズベストか言いたかったので長々と引用させてもらいました。 その大引足で「毛抜き天井」「毛抜き底」は下図のとおり。




















 図の黒い点が終値でその終値が毛抜き天井では高値をつけ、数日後の高値が前回の高値と同値近辺になり、その後下に割れるもので、毛抜き底は安値をつけ数日後の安値が前回の安値と同値近辺をつけて、上抜けするものです。
 この大引足には、これらを含め全部で18則の見方があり、興味のある方は勉強してみてください。

 次回はザックリもザックリの超シンプルなローソク足の見方とトレンドの継続判断方法について紹介したいと思います。

超ざっくり!?ロウソク足の見方その2

「超ざっくり。ロウソク足の見方その2」です。

 前回はローソク足1本で相場の強弱を判断しました。 今回はローソク足の組み合わせで強弱を判断する方法についてザックリと紹介したいと思います。
 強含みのローソク足の組み合わせとして
①包み足~前日陰線を完全に包みこむ陽線。2本の足を1本の線として考えると、前回紹介したカラカサ線になる。
②切り込み線~前日陰線の実体の中心以上に当日の陽線が切り込んだ線。これも2本の足を1本の線として考えると下影の陰線となる。
 弱含みのローソク足の組み合わせとして
③包み足~前日の陽線を完全に包みこむ陰線。2本の足を1本の線として考えると、上影陰線になる。
④被せ線~前日陽線にそれより高寄りして前日陽線の実体に駆込んだ陰線。特に前日陽線の実体の中心より下に食い込んだものを重視




















 次は相場が拮抗状態のローソク足の組み合わせについて紹介します。
















 この孕み線は相場の方向感がなく、何日間か持合い上に抜けるか、下に割れるとトレンドが発生することが多い。特に図のc・dは「孕み(はらみ)寄せ線」と呼びトレンドの転換の確率が高い。
 ローソク足で相場の強弱を判断するのには”ザックリ”これだけ。シンプルイズベスト。  今回紹介した強弱を判断するローソク足の組み合わせはほんの一部ですので、もっと知りたい方は専門書で勉強して下さい。
 
 次回は天井と底に関係するローソク足の組み合わせをザックリと紹介したいと思います。

超ざっくり!?ロウソク足の見方その1

 「超―ざっくり。ロウソク足の見方その1」です。
  株の基礎知識ブログランキングに参加しているので、超初心者の方にローソク足の見方を超~ザックリとお教えします。
 ローソク足の形状とその見方は何種類もあり、覚えるだけで一苦労、それにそのローソク足の解釈も一筋縄でいかず。またローソク足1本だけではなく数本のロウソク足の組み合わせを入れると、もうちんぷんかんぷんですね。
 そこで私も含め初心者の方に超ざっくりとローソク足の見方について紹介したいと思います。
 その一としてローソク足1本の形で相場の強弱を判断する代表的なものをザックリと紹介します。 下の図がそのローソク足で強含み5種、弱含み5種の計10種類です。





















 見てもらえばわかる通り簡単明瞭。シンプルイズベスト。すぐに覚えられますね。
 が、しかしです。
 ローソク足1本だけでトレードするには無理があります。そのローソク足が出た値位置や組み合わせ、色々な指標等を参考にして相場の方向性や強弱感を判断し確率を高めます。   なので、これだけじゃ不安、バカにするなって方はローソク足を詳しく解説した本があるのでそちらを参考に。

 次回は強弱感を判断するローソク足の組み合わせをザックリと紹介したいと思います。

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